miumiu 財布 2012
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null ……俺には、二人がどうしてこうなっているのか全然わからない。  わからないけれど、翡翠が俺のせいで怒られている、という事ぐらいは読み取れた。 「答えなさい翡翠。どうして兄さんはあの場所に行ってしまったの?」  秋葉の質問に翡翠は答えない。  二人の間の空気は段々と重苦しくなってくる。  ぎゅっ、と唇をかみしめて、秋葉が翡翠に一歩だけ近寄る。  ……秋葉が、翡翠に手を上げようとしているのは、俺からでも読み取れた。  翡翠も解っているだろうに、うつむいたままそれを黙って受け入れようとしている。 「———ちょっと待て秋葉」 「兄さん——気がついたんですか!?」 「ああ、秋葉があんまりにうるさいんで、いま目がさめた」 「あ…………」